息子のこと

【言っちゃダメ】親が子供に言ってはいけないワードBEST3!

 

育児をしていると、ついつい子供に冷たくしたりしてしまうもの。

そういうときはしっかり反省できるからまだしも、なかには『自分が息子にとって悪い事を言っている』という自覚がない場合すらあるようです。

 

小さな子の不安に拍車をかける駄目な言葉

 

幼い子供たちは、軽い気持ちで親御さんが漏らしたワードに対して、過剰に反応しちゃうことがあるのです。

 

とりわけ、言ってはならないフレーズは、「ちょっとだけ待って」「○○ちゃんてスゴイね」「だから言ったでしょ」の3つ。

こういう言葉を、ふだんからなにげなく使っていないですか?

しかしながら、実はこのワード、親が子どもに掛けてはいけない禁止ワードのベスト3です。

 

ご両親からしたら、なぜ駄目なのかさえ想像がつきませんよね?

これは、大人同士で同じワードを交わしても、何とも感じられないから。

でも、ちびっ子は大人とは異なる受け止め方をしています。

 

「何で子どもにとって、禁止ワードなのか?」「じゃ、どう話したら良いか」も一緒にして解説して参りましょう。

 

他の子供を褒める

 

一つの例として、わが子に新しくできたお友だちを話題にあげ「〇〇ちゃん、足がものすごく速いんだって。スゴイね」と声を掛けたとします。

保護者としては話題のひとつとして喋ったセリフでも、子どもはこの際「ママはボクより○○ちゃんを凄いと考えているんだ…」と少し感じてしまいます。

子どもは原則として親御さんにほめてほしい、受け容れてほしいという意識を持っているため、「親の期待に届かない自分」に自負心が持てなくなります。

このような思いが激しくなると、認められない自分を受け容れられなくなったり、自らに自信が持てなくなってしまうことも…。

なかには、「ほめられることで親御さんから注目されないなら、悪さややんちゃをして注目を浴びよう!」と、逆の素行をとってしまうことだってあるようです。

 

そんなケースでは「でも、○○(息子)はサッカーがうまいもんね」「〇〇は歌を歌うのが上手だよね」など、欠かさず自分の子どもさんの良いところもあげて、フォローのメッセージを忘れることがないように。

 

ほかの子をほめる時は、確実にわが子もほめる。

これがあるのとないのとでは、子どもさんの受け止め方や安堵感に大きな相違点が生まれます。

「お母さんはほかの子だけじゃなく、」僕のことも受け容れてくれてる」んだ」と子どもが自ら感じることができるような声がけを意識してみてください。

 

「ちょっと待って」

 

「ちょっと待って」は小児を待たせる時、手がかけられない時など、常日頃より口に出している方もたくさんいるのじゃないでしょうか。

 

軽い気持ちで用いる人が多いと思われますが、実はこのワード、子どもさんからすると非常にあやふやに思うようです。

大人ならぼんやり予想がつく「ちょっと」という時間の捉え方を子どもはまだ見極めがつかないので、「ちょっととはどれくらいなのか?」を見当が付かないまま、5分、10分、30分…とお母さんが自身のほうを向いてくれるのをず~っと待っています。

この際、うっかりして親が待たせていたのを失念してしまうと、お子さんは「自分の気持ちを受け取ってもらえなかった」と勘違いするのです。

これが何度も起きるとと、子どもはせわしない親御さんを気遣って自分の感情を閉じ込めるようになってしまったり、かんしゃくを起こし易くなったりします。

 

そうならないように「ちょっと待って」という時は「お洗濯が完了するまで待ってね」や「お食事を下ごしらえするまで待機してね」など、事細かにいかほど待てばよいのかを宣告することを意識しましょう。

 

だから言ったでしょ

 

一例として、「危ないからやめなさい」と叱ったのに、ちびっ子が走り回ってヒザを擦りむいてしまった。

こういう時、ついお母さんの口を衝いて出てしまうのが「だから言ったでしょ」ではないでしょうか。

 

しかし、このセリフをかけられても、児童は「何が“だから”なのか」ケガした原因まで認識していません。

その結果、理由はピンと来ていないけれど、どういうわけか叱られている。

ひとまず、今よりもっと怒られないために謝ってしまおうというお子さんが多いようです。

 

よくあるシーンですが、このやりとりを何回も続けてしまうと、こどもはずっとわけが分からないまま頭を下げ続ける訳です。

すると、「何が悪いのか理解できなくても、まず謝らなくてはならない」という思いが子どもに芽生え、叱られることを怖く感じるあまり、積極的思考や自信を持ちにくくなっていきます。

何かに取り掛かる、努力するという時に、子ども自ら歯止めをかけてしまうようになることがあるのです。

 

「だから言ったでしょ」を言いそうになった時には、きっちり「何が“だから”なのか」をお子さんへ解説するようにしましょう。

先に述べた例では「駆け回ったら、他人やモノにぶつかったり、倒れたりするよね。だから今、ヒザを怪我したんだよ。次回からは頭に入れておいてね」という言葉づかいに言いかえます。

ちびっ子にも理解しやすく原因までちゃんと解説すれば、ちびっ子は“だから”を理解したうえで詫びることが行なえます。

こうした声がけだったら、親御さんが子どもの意欲や自信をとってしまうことにはならないでしょう。

 

とはいえ、何度咎めても、同じことを何回も起こすのがちびっ子というもの…。

100回言えども話が理解して貰えないかもしれません。

半ばあきらめつつも、発言が与える影響力は決して少なくはありません。

お母さんもお父さんも大変ですが、粘り強く声を掛けていきましょう!

 

子供は親の言葉で育つ

 

以上、親が口にしてはいけないワード3つでした。

日頃からお子さんに対してこういった言葉をかけていませんでしたか?

 

心当たりがあるなら、そういった言葉は使わないよう、子供の自尊心と行動心を損なわないよう注意していきましょう!

 

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